朝の出来事

初級

「どれだけ生きていたいか、好きなように言ってみなさい」

低く響き渡る神々しい声で問いかけられた。

100年か?いっそのこと永遠か?

しかしいきなり聞かれても困ってしまう…

「さっさと起きて、ごはん食べに来なさい!」

母親の声に起こされた。やっぱりあれは夢だったのか。

「あと10分だけ…」

剥ぎ取られかけた布団を引きずり戻す。

「そうか。分かった」

それは明らかに母のものではない声だった。

意味がわかると怖い話の解説
「朝の出来事」

imi
imi

おかあさん、間が悪いですね。。

『どれだけ生きていたいか、好きなように言ってみなさい』

『あと10分だけ…』

つまり、この神々しい声が、実際に生きる期間を決められるのであれば、

語り手は10分後に死んでしまうことにる。ご飯食べられるのかな、笑

初級
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「朝の出来事」の解説・感想

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