初級

朝の出来事

投稿日:

「どれだけ生きていたいか、好きなように言ってみなさい」

低く響き渡る神々しい声で問いかけられた。

100年か?いっそのこと永遠か?

しかしいきなり聞かれても困ってしまう…

「さっさと起きて、ごはん食べに来なさい!」

母親の声に起こされた。やっぱりあれは夢だったのか。

「あと10分だけ…」

剥ぎ取られかけた布団を引きずり戻す。

「そうか。分かった」

それは明らかに母のものではない声だった。

-初級

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

肝試し

夜、皆集まったのを確認してから近所の廃墟に向かった。 しばらく探索したが一向にお化けが出てくるどころか怖い事が起こらない。 もう帰るか、ってなった時に急に友達の一人が叫びだした。 見ると、 「眼鏡ぇ、 …

山小屋 その1

ある雪山で猛吹雪の中、4人が遭難した。 このままでは確実に死ぬ・・・そう皆が考えていた先、山小屋が見付かる。 息も絶え絶えに小屋になだれ込む4人。 しかし、その山小屋には暖房施設がなく、あるのは非常用 …

教師という仕事

私は教師という仕事にやりがいを感じている。 教師になってかれこれ33年になるが、この仕事は人を救うことができるのだ。 教師になって10年が経った頃、私の人生の転機となる事件が起きた。 その事件とは教え …

邦画のDVD

以前付き合っていた彼女が亡くなったと連絡があった。  付き合っていたのはもう随分と前の話なんだけど…  別れを切り出したのは俺なんだが、どうしても彼女が納得してくれなくて、  軽くストーカーまがいの事 …

no image

星がきれい

とある日、マイケルは恋人のフローレンスを誘い、星を見ることにした。 マ「星がきれいだね、フローレンス」  フ「そうねマイケル。てゆうか、あなたってそんなに星が好きだったのね!」 マ「僕の頼みを聞いてく …