ただの喧嘩

ある日バイトの休憩時間に携帯を見たら

留守電に知らない番号のが入ってた

聞いてみたら女の声で

「○○(知らない男の名前)どうして出ないの?殺すよ?

許してほしかったら掛け直すか開けて。私本当に死ぬから」

って入ってた

内容にガクブルしつつこんな電話間違えんなよーと思ってたら

バイト終わってからまた同じ番号で入ってて

「ごめんなさい。間違えていました。ただの喧嘩ですので心配しないでください」

と入ってた

わざわざ弁解するなんて通報されると心配したんだろうか

意味がわかると怖い話の解説
「ただの喧嘩」

imi
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『許してほしかったら掛け直すか開けて』

という言葉から知らない男の部屋の前から

女が電話をかけていると思われる。



「部屋にいるのはわかっているんだから、

電話に出るか、ドアを開けろ!!」

ってことですな。



間違い電話なので、

知らない男の電話は当然鳴っていない。



しかし、女はこの知らない男に無視されていると思って激怒している。



『ごめんなさい。間違えていました。ただの喧嘩ですので心配しないでください』

とあるので、女は自殺していない。



ただの喧嘩なのであれば、

わざわざ弁解する必要もないが、

当事者としては気になるところだと思うので、

電話をかけてもそこまで不自然ではないように思う。



しかし、これが本当に通報されるのを恐れていたのだとしたら・・・



電話に出ない男に激怒した女は

部屋に無理やり押し入り、

勢いで殺してしまったとか?



そして、電話の履歴を見たところ、

別の人にかけてしまっていたことがわかり、

慌てて弁解した…と。





こういう流れよりも、

こういうことを電話で話してくる

この女の人が本当に怖い・・・。

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