人気のレストラン

最近ブログで人気のレストランがTVでも雑誌でも大々的に紹介されているので

友人と共に行くことにした。

「ディナーコースがお薦めなんですって!」友人はハイテンションだ。

ところが検問を行っている・・・。

「何かあったんですか?」

「近くで殺人事件があっていまだに犯人が逃走中なんです」

おっかない・・・・。しかし私達は何もしていないので大丈夫!

ようやくレストランに着いた。ところが・・・。

「申し訳ありません、当店は5時で閉店ですので」

ウェイターが申し訳なさそうに頭を下げてきた、検問で時間を食ったのが悪かったか・・。

まぁ、仕方ないよね・・・・。

新聞にも載らない話

新聞にも載らなかった話。

とあるマンション(市内では自殺の名所で知られてる。)

で女性の死体が見つかりました。

仰向けに寝かされた状態で 年齢は20〜30後半くらい。

革のミニスカ−トにストレッチブ−ツ。

上は何故か、分厚い灰色か黒のセ−タ−の上に 鮮やかな朱色の薄手のカ−ディガンを着ており ストッキングを履いていたそうです。

ブ−ツの片方が脱げかけの様な中途半端な状態で 死後数時間というところだったそうです。

第一発見者が救急車を先に呼んでしまったために 遺体が搬送されてしまったので警察を呼んだときにはもう既に遅しでした。

遺体の状況を、警察は発見者の方達から聞くしか術がなく 警察も、「ここは自殺が多いから自殺者でしょう。」と一言。

しかし、周りには多くの木が植えてあり 自殺である場合、その木々らが必ず折れたりしますし、

遺体を見た感じでは、外傷がなく、あまりにも綺麗すぎて 周りに血が飛び散った跡も無く、

住人や発見者の目から見ても 「自殺者」では無い事は明らかだったそうです。

後日、新聞などチェックしましたが まったく報道されずでした。

現在も報道されずです。

後日、警察から聞いた話では 「外傷がないのに、全身の骨がすべて折れている状態。」とだけ 聞きました。

被害者の女性がマンションで見つかった時刻は 朝の11時過ぎ。

しかし、朝10時からこの遺体発見までの間 目撃者はなく、発見される10分前にいたっても 幾人かは「死体は無かった。」と証言しています。

問題は、このよく分からない事件が、 警察で止まってしまっている事です。

報道されれば、少しは身元の情報も得られるかもしれないのに。

自殺も迷惑ですが、遺体遺棄はもっと迷惑ですし 被害者の方も浮かばれません。

怖いのは、こういう運命にある事件も有るということかな。

三回忌

もうすぐ妻の三回忌だ。

夫婦仲は最悪だった。

勤めていた会社が倒産し、再就職したのは零細企業。

結婚するときの約束、マイホームは絶望的だった。

おまけに、まだ若いのにハゲ始め、腹の突き出たメタボ体型になってしまった。

妻は毎日のように俺を

「甲斐性なし!ハゲ!ピザ!」と責めた。

そんな妻があっけなく逝った。

あんなに喧嘩ばかりしていたのに、いざ居なくなってみると寂いものだ。

妻の夢だったマイホームを購入し、一周忌法要は新居に坊さんと親族を招いて行った。

新居の仏壇に飾られた遺影の妻もうれしそうに見えた。生きてる間に買ってやれなくてごめん。

もうすぐ三回忌。三回忌法要もマイホームで行うつもりだった。

しかし残念ながらやってあげられそうにない。

七回忌も十三回忌も難しいかも知れない。

もうすぐ夕食だ。

麦めしにおかずが1,2品だけの質素な食事だが、上げ膳据え膳だし、栄養バランスを考えた

食事だ。

こんな食事をかれこれ半年続けているのでメタボは解消されたよ

三つ目の願い

あるところに、とても物知りの若者がいた。ある男が彼に質問した。

「なあ、悪魔を呼び出せば3つの願いをかなえてくれるんだろう?」

「そうらしいな」

「もしあんたが悪魔を呼んだら、どんな願い事をする?」

「そうだな、一つ目は『俺が健康なうちに残り二つのの願いをかなえてくれ』だ」

「なるほど、考えたな。じゃあ二つ目は?」

「俺が若いうちに最後の願いをかなえてくれ、だよ」

「え?じゃあ三つ目の願いは何なんだ」

「それがなあ・・・実はまだ決めていないんだよ」

そのとき、どこからともなく恐ろしげな声が聞こえてきた。

『早く最後の願いを言ってくれ!いったい何百年待たせたら気が済むんだ!』

昨日出所した

昨日出所した。

おれは五人殺したが事件当時は未成年でもあったから、四年程で釈放。

当時はワイドショーを連日騒がせていたんだ。

今は心から反省してるし早く家族を養うために働きたかった。

なぜ二十歳そこらの俺が家族を養うかって?

当然両親は会社クビになってるし、姉は学費払えなくて中退したんだよ。

外出もままならない家族はこの四年間、飯買いに行く時以外は家に籠もりっぱなしさ。

だが貯金もつきてここ半年は塩と水道水だけで生活してたらしい。

さぞ恨まれているだろうと実家に帰ったが、みんな何もなかったかのように振る舞ってくれて涙がでたよ。

母はテレビを見ながら手を叩いて大笑いしてるし、姉は自慢の髪の毛をドライヤーで乾かしながら誰かと電話で話してる。

父はその様子を見ながら隠していた焼酎をチビチビ飲み、ニコニコしていた。

…………俺が早く働かなければ、このまま…………

受験

うちって近所からは仲がいい家族だとか思われてるぽいな。おもしれえ。

オヤジは数年前から仕事がダメになってからは家族に暴力振るってんだよ。

弟はいっつも勉強ばっかしてる俺をこバカにしやがって。お袋と寝てんの知ってんだよ、ボケ。

ババァはいっつも念仏。うるさすぎ。「お前は虫も殺せない優しい子なんだ」とかありえねえ。

全然わかってねえわ。

俺は今から受験なんだよっ。ふざけんな。

こっそり戻ってきたらみんなビビりやがってwww

「兄ちゃん、許して」だって。時間がねえんだよ、ちょろまかと逃げ回りやがって。

顔をかばうからいけないんだよ、バカが。マスもかけねえぞwww

ま、念押ししたからいっか。言ったら叩き割るだけだし。

よし、手紙も書いたし受験してくるわっ。

ぅわっ、手がヌルヌルする。

最期の修学旅行

その日僕は同窓会に行きました

みんなのムードメーカーのA

頭がよくてわからない問題を教えてくれたB

クラスのマドンナでみんなに憧れられてたC

僕はまたこの愉快なメンバーと騒げることに幸せを感じました

わいわいがやがやと思い出を語っているうちについに最期の修学旅行の話になりました

飛行機の中すごかったよな? だってファーストクラスだぜwww

そんな事を話しているといきなり空気が変わりました

なんだと思ってみてみると木曽が・・・木曽?木曽がなぜここに

さっきまで馬鹿騒ぎしていたAもBもCもクラスの皆もそして私もおびえました

木曽は一人ひとりの席の前に行き、水をかけて回っています

木曽が私の前に来たとき思わず叫んでしまいました

「お前はあのときいなかった お前はこの世にいないはずだ」

嫉妬心が強い妻

長年連れ添ってきた彼女と、ついに結婚することになった。

彼女は嫉妬心が強い子で、他の女の子と話をするだけですぐに不機嫌になるんだ。

でも、本人は浮気をまったくしないし、俺だけを愛してるって何度も言ってくれた。

だから俺は、彼女と結婚することに決めたんだ。

挙式を終えて、一戸建てを買って二人の新婚生活が始まった。

妻は毎朝俺を玄関から見送って、夜はかならず料理を作って待っていてくれる。

俺は本当に幸せだった。

そして数年後、妻が初めての子供を孕る。

医者によると女の子だそうだ。

俺は初めてのことで、それこそ大喜びした。

妻も笑顔で自分のお腹をなでて喜んでいた。

やがてお腹もぽっこり出てくるようになり、俺は妻の腹に耳を当てて、もうすぐ生まれてくる我が子の様子が気になって仕方がなくなるようになった。

朝起きたとき、夜帰ったとき、俺は毎日のように妻のお腹から我が子を可愛がった。

ある日、病院から仕事先に一通の電話が鳴った。

妻が流産したのだ。

俺は上司に無理を言って、急いで妻が担ぎこまれた病院に向かった。

そこで俺は、産婦人科の担当医から、流産の事実を聞かされた。

嘘ではなかった。

俺は病室で寝ている妻のところへ向かった。

妻は疲れたような、悲しいような目で窓の外を眺めていた。

俺は「残念だったな・・・」と呟いた。

「・・・そうだね」と妻も呟いた。

その後に、振り絞るような声で、こう続けた。

「でもあたし、また子供つくるよ。 死んじゃったあの子の分も生きられるような、元気な男の子をね・・・」

再生技術

ある日のことだった。俺はバイクで事故を起こし、左足を丸々切断することになってしまった。

意気消沈していた俺だったが、ある研究者から実験の被験者にならないかという話が来た。

それは人体を再生する新技術の実験であり、

ある程度の大きさの細胞から手も足も心臓も再生するというものだった。

これを使って俺の足を再生しようというのだ。

既に動物実験では成功していて危険性は薄いという研究者の熱心な説得や、

もう一度自分の足で歩いてみたいという願望に負けて、俺は結局その提案に乗ることにした。

それ以来、俺はこの研究所で過ごしている。勿論、しっかりと自分の両足で立ってだ。

最初は不安だったが、成功した今となってはやはりこの話を受けて良かったと心から思う。

今はリハビリや副作用の確認の為にここから出られないが、

早くこの姿を家族にも見せてやりたい。

研究者は再生された部位は、前の物と感じが少し違うかもしれないなどと言っていたが、

何も問題は感じないしもう少しでここから出られるだろう。

とはいえ最近、風邪っぽいんだよなぁ。頭痛もするし手も何か痺れるし、

少しリハビリを張り切り過ぎたのかもしれない。

左足だけは調子が良いんだ……左足だけは。

自殺の森

一月ぐらい前の話し、知り合いと、自殺で有名な深い森に行った。

日付が変わる時、森を散策して居たとき、

一台のホロ付き2屯トラックが駐車場に入って来た。

しかも地元Noでは無く関西地方のNo、

荷台から大きな重そうな荷物をおろしてた。

知り合いと駐車場茂みにひたすら息を殺し隠れてた。

トラックの運転手が俺達の車のNoを記録してた。

あの日から、俺達は家に帰って無い。