良心的な古着屋

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いや、ゴメン冷やかしだから、気にしないで。

隣のお店のぞいたついで。

へぇ、お隣は弟さんがやってるんだ。

石けんと毛布のお店、って変わった品揃えでビックリしたけど、

おたくの古着もビックリの御値段だね。

それにしても、儲かってるの?

こんな山の中に店を出して。格安だから客が来るって?

でこの品数を安く仕入れるのは、大変なんじゃない?

商売ってのはさ、持ちつ持たれるだから、良心的すぎるのもどうかと思うよ。

ああ、これ?似合うかな?

そう、じゃあ、試着室で着てみていいかい?

いや、マジでこのスーツが1000円なんて店長、良心的すぎるって。

意味がわかると怖い話の解説
「良心的な古着屋」

imi
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試着室が二重扉になっていて、その場で身ぐるみを剥がされるといったことがあるらしい。

『石けんと毛布のお店』

人の脂肪で石けんが作れるようなので、

ここで拉致して余すことなく利用される…ということだろうか。
安すぎるお店にはわけがある、ということだろう。

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