初級

自転車のカゴ

投稿日:

昔から霊感の強かった叔母は、その日もイヤなものに出会ったという。

前から自転車を一生懸命こいでるおばちゃんが目に入った。

坂道でもない平坦な道なのに、そのおばちゃんは汗をかきながら苦しそうに自転車をこいでいる。

はて?

そう思った叔母が遠目ながらその自転車のカゴを見ると、

なんと生首が乗っかっているではないか。

眼球が無くぽっかり空いた空洞が、そのおばちゃんをにらんでいた。

「あれはとんでもなく悪い霊だ、あの人に教えてあげなきゃ…。
でも、まともに相手してくれないだろうけど…。」

と、叔母はそのおばちゃんに話しかけようか迷っていたが、

やはりこのままでは良くないと伝える決意をした。

そして、いよいよそのおばちゃんとすれ違うとき。

「あの」

と言い掛けたその瞬間、おばちゃんがポツリと言った。

「知ってます」

[amazonjs asin=”B00DQ111VC” locale=”JP” title=”DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ダイヤルコンボワイヤーロック パスワード自由設定型 コンパクト自転車錠 全長650mm 断面径12mm DKL101-BK”]

-初級

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

特に考えなし

特に考えなしに某政党に入れたら 選挙終了後にお礼の電話があった マジで怖かった・・・  

遺影

2年くらい前の実話です。 ある日親戚の集りで父の実家に行った 従兄弟2人が何も言わずにズラッと並んでる遺影を眺めていた 2人とも少し暗い遺影眺めて口々に 『ねぇ、この写真違う人が入ってるよ』 と言いま …

二階建ての空き家

少し前の話だ。 仲間内の罰ゲームみたいな感じで 俺は心霊スポットに行くことになった。 そこは二階建ての空き家で、 昔起きた殺人事件で住んでた女が殺されたらしい。 んでまぁ、ちょっと勇気だして行ってきた …

山小屋の老婆

山で迷って、歩いている中、山小屋を見つけた。 実は行方不明になった子供たちを捜して山で迷ってしまったのだが・・。 小屋にはひとりの老婆が住んでおり「年なのでもう何年も小屋から出ていない」という。 老婆 …

読者の手紙

昔、某月刊少女漫画誌の読者の手紙を紹介するコーナーに書いてあった話。 その月のお題は『お母さん』で、みんなお母さんありがとう的な内容だった。 その中で一際目立っていたソレ。 『むかし、お母さんが死ねば …