中級

彼のおかげ

投稿日:

「私たち幸せね・・・」

『そうだな・・・』 

今日は記念日、二人はワインで乾杯した 

「私たちが幸せなのも彼のおかげよね」 

『ああ、全くだ』 

「こうして思い切り贅沢な暮らしが出来るのもぜーんぶ彼のおかげ」

『そう、彼のおかげだ』  

『あいつは今でも時々お前に会いに来るのか?』 

「ええ・・・そうね」 

『何か言ってたか?』 

「いいえ、別に・・・」 

『ハハハ、そうか・・・たまには俺の所にも顔を出せって言っといてくれよ』 

「それはどうかしら・・・ほら、貴方って鈍感だから・・・」

-中級

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

バービー人形みたいな

ホビー・オフで、綺麗なバービー人形みたいなのが525円で売ってたから買ったんよ。 姉の娘にあげようと思って。 で姉の家行って5歳の娘にあげたらすっげー喜んでくれて、 娘は俺が帰るまでその人形とずっと話 …

敵国兵

A国が、敵国と戦争をしていた頃の話。 私はA国兵として、前線で戦っていた。 命令は単純で、「敵国兵を見つけたら皆殺しにせよ」である。 その命令通り私は敵国兵を何人も殺し、成果を挙げてきた。 しかし私は …

no image

救助

「おい!しっかりしろ!」 温かい液体が、俺の顔に落ちてくる。 生臭い… 多分、血だろう… 「大丈夫だ!もうすぐ救助隊が来てくれるからな!」 俺は、暗闇でそう叫ぶおじさんに元気付けられた。 数時間後… …

廃墟

俺が小学生の頃の話。 俺が住んでいた町に廃墟があった。 2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた。 ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、地元の人間でも、あま …

私はダメな女

私はダメな女 でも、ダメな女にもそれなりのとりえはあるもの 私は料理がヘタ でも、お茶をつぐことはできる 私は頭が悪い でも、勘はいい 私は目が悪い でも、耳はいい 私は運動音痴 でも、力だけは有り余 …