ねこふんじゃった

ねこふんじゃった

初心者向け
0
2
0
解説なし
僕が廃墟に探検に行った時のこと。 二階には小さな子供部屋があって、 僕は何か面白い物がありそうだからそっと入ってみた。 ボロボロの机に、一つ日記帳が置いてあった。 でも中は真っさら。 なぁんだ残念、と思ったら、 1番最後のページに、汚い字で日記らしいものが書いてあった。 『8/18 はれ ねこふんじゃったねこふんじゃったふかふかの毛布にくるまったねこ、ふんじゃったわざとじゃないよでも、ちょっといい気味だったよ ネコさんはイタいとき、ニャアって鳴くけど、ねこふんじゃったとき、ねこは泣かなかった。なんでかなあ、ふしぎだなああ、ママがゆうくんを呼んでる。ずーっと呼んでる。 ゆうくん、まだ起きないのかなあ』 僕はなんだかゾッとして、日記帳を閉じた。 壁には、寝ている赤子の絵がかかっていた。

ねこふんじゃった」の解説

コメント

コメント (0)

コメントを投稿

0/1000文字

📝 投稿ガイドライン

  • • 他の読者への思いやりを持ったコメントをお願いします
  • • 不適切な表現や個人情報の投稿はお控えください
  • • スパムや宣伝目的の投稿は削除される場合があります
  • • コメントは即座に表示されます
💭

まだコメントはありません

最初にコメントを書いてみませんか?

💡 コメント投稿時のお願い

  • • 他の読者への思いやりを持ったコメントをお願いします
  • • 不適切な表現や個人情報の投稿はお控えください
  • • スパムや宣伝目的の投稿は削除される場合があります
  • • コメントは即座に表示されます
  • • 通報機能やいいね機能をご活用ください

関連する怖い話