
料理
日常系
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解説なし
昔ある王国がありましたに隠された恐怖
昔ある王国がありました
王国は栄え、人々の暮らしは裕福になっていきました
しかしある時、王様が亡くなり息子が跡を継いだあと、王国は急変しました
新しい王様は国民のことを考えず自分のことしか考えませんでした
国民の生活はどんどん貧しくなっていき食べるものにも困る人々までてきました
そんな状態を見兼ねた王宮で働く料理人はある決心をしました
自分が作った料理にある薬を毎日1滴ずつ加える、というものでした
その薬は国が繁栄していたころつくられたもので1滴飲めばよく効く薬でしたが2滴飲めば具合が悪くなり3滴以上飲むと死んでしまう恐れがあるものでした
1滴入れたところで効果はないのでないかと料理人は思いましたが毎日加え続ければ体調くらい崩すのではないかと考えました
その日の夕食、他の料理人たちにばれないよう王様が食べる分の自分がつくったスープに例の薬を1滴加えました
その日の王様はいつも通り前菜に始まり、スープ、メインのステーキ、デザートをおいしそうにたいらげました
料理人は心痛めましたが国民のためだと思い、これから毎日薬を盛っていこうと決めました
その次の日
王様が亡くなったことに国民は安堵しました
「料理」の解説
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