田中四郎様

田中四郎様

日常系
0
0
0
解説なし
田中 四郎様 元気?この間はありがとう。 最近、ろくに話もできないから不安だろうと思って、この手紙を書きました。 風邪移さちゃって、それが悪化して、今、中央病院に入院してるんだ↓ 病院でレントゲン撮ったら肺炎で危なかったらしいの。 病院のルールで携帯は禁止だし、安静にしなくちゃいけないから じっとただ、ベットでテレビとか見てるよ。 ホントすぐにでも、退院して会いたいけど、ずっと先になりそう。 退屈だけど、今はほとんど動けない状態だし、しょうがないよね。 ただ、テレビも面白くないし、暇で死んじゃうかも。わかってくれるよね? 家に帰ると、 この手紙が郵便受けに挟まっていた。 あて名は彼女からだ。 彼女とは、ここ最近というか、 ここ何週間か会っていない。 会おうにも会えないのだから仕方がなかった。 電話は止められており、 家に行っても誰もいない。 仕事もずっと休んでいると、聞いた。 もしかして何か事件にでも巻き込まれたのかと、 不安に思っていたが、 この手紙が送られてきたことで、 少しだけ安堵することができた。 それにしても変な手紙だ。 よく見れば、字は擦れ、紙は皺が目立つ。 紙の端は、泥か何かで汚れ、俺の名前も間違ってる。 俺の名前は、二郎なのにさ

田中四郎様」の解説

💭 解説を読む前に、この怖い話について考えてみませんか?

🎭 この話の怖さレベルは?

💀が多いほど怖いレベル(1〜5段階)

🎭 他の怖い話も読んでみませんか?

同じカテゴリの背筋がゾッとする話をもっと読んで、あなたの恐怖体験を深めましょう...

怖い話をもっと読みたい方へおすすめ

コメント

コメント (0)

💬 コメントを投稿

0/50
0/1000
💡 Ctrl/Cmd + Enter で投稿🔄 Escで閉じる
💭

まだコメントはありません

最初にコメントを書いてみませんか?