侵入者

侵入者

都市伝説系
0
0
0
解説なし
深夜、2階の自室で眠っていた私は、 階下の妙な物音に気付いてふと目が覚めた。 「玄関から誰か入って来た・・・?」 そう思った瞬間、バクバクと鼓動が早まった。 夕方見たニュースが頭をよぎる。 (殺人犯、近辺に潜伏中か?捜査大詰め段階) 急に脇の下に冷たい汗が流れるのを感じた。 幸い、侵入者はまだ1階にいるらしい。 「早く逃げなきゃ!」 恐怖のために固まった体を必死で動かし、 物音を立てないよう静かに窓辺へと向かった。 忍び足で階段を登ってくる気配がする。 侵入者はもうすぐそこまで迫っているのだ。 私は窓から屋根に降り、ジリジリと遠ざかる。 屋根の縁に手を着き、庭へ足が届いた時、 真上にある私の部屋の電気がパッと付いた。 「ヤバイ!」 私はもう無我夢中で庭を抜け、夜の街を走った。 あの時、逃げるのが少し遅れていたらと思うと、 いまだに背筋が寒くなる思いだ。 少なくとも今のこの生活はなかっただろう

侵入者」の解説

コメント

コメント (0)

コメントを投稿

0/1000文字

📝 投稿ガイドライン

  • • 他の読者への思いやりを持ったコメントをお願いします
  • • 不適切な表現や個人情報の投稿はお控えください
  • • スパムや宣伝目的の投稿は削除される場合があります
  • • コメントは即座に表示されます
💭

まだコメントはありません

最初にコメントを書いてみませんか?

💡 コメント投稿時のお願い

  • • 他の読者への思いやりを持ったコメントをお願いします
  • • 不適切な表現や個人情報の投稿はお控えください
  • • スパムや宣伝目的の投稿は削除される場合があります
  • • コメントは即座に表示されます
  • • 通報機能やいいね機能をご活用ください

関連する怖い話