
不思議な日記
日常系
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解説なし
Aは不思議な日記を手に入れたに隠された恐怖
Aは不思議な日記を手に入れた。
といっても普通にデパートで買ったものだが。
書き込むと何日後かに返事がくるのである。
最初は誰かの仕業と思ったが
一人暮らしのこの家に誰かを入れた覚えはない。
しかも押入れの奥や駅のコインロッカーに入れても
ちゃっと返事が返ってくる。
自分しか知らないエロ本の隠し場所とかでも同じだった。
はじめは気味が悪かったが、
昔母親から虐待を受けていて対人恐怖症気味で友達の少ないAには
唯一の友達ができた気分で、色々と質問して親しくなっていった。
共通点も多い。性別は男で身長体重もほぼ同じ。
なんと言ってもそいつも、
昔母親から虐待を受けていたらしい。
だが俺は虐待されている記憶があまり無いから大丈夫だが、
そいつはそうでは無いらしく、もっと深刻な状況らしい。
親近感を覚えた俺は
「一緒に頑張ろうぜ!」
と書いて返事を待った。
しかし三日後、期待してない返事が来た
「その程度で済んでいるお前が許せない」
というのである。
驚いて
「え、なんで!?」
と返してまた返事を待った。
すると震えた字で
「ぜったいにころしてやる」
と返事が来た。
Aは三日後に自殺した。
「不思議な日記」の解説
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