歩道橋

歩道橋

日常系
0
0
0
解説なし

近所でも交通量が多いことで有名な大通り、が見た驚愕の現実

夏の終わりの夕暮れ時。 私は一人、 家路を歩いていた。 近所でも交通量が多いことで有名な大通り、 その歩道橋を昇る。 と、 その中程に背の高い男性が組んだ腕を手摺りに乗せて、 橋の下を覗き込んでいた。 男性は私に気付くと、 じっとこちらを見つめてきた。 その視線には、 『邪魔をするな』 と言わんばかりのあからさまな敵意が含まれている。 なぜ初対面の相手にそんな態度を取られなければならないんだ、 と気分を害されながらも、 顔を伏せ、目を背けて、 その人の横を通り過ぎた。 『ぐしゃっ』 直後、 歩道橋下から何かが潰れるような音が聞こえ、 悲鳴が轟いた。 咄嗟に振り向くと、 そこに先の人物の姿は無い。 残っていたのは、 綺麗に揃えて置かれたヒールだけだった。

歩道橋」の解説

コメント

コメント (0)

コメントを投稿

0/1000文字

📝 投稿ガイドライン

  • • 他の読者への思いやりを持ったコメントをお願いします
  • • 不適切な表現や個人情報の投稿はお控えください
  • • スパムや宣伝目的の投稿は削除される場合があります
  • • コメントは即座に表示されます
💭

まだコメントはありません

最初にコメントを書いてみませんか?

💡 コメント投稿時のお願い

  • • 他の読者への思いやりを持ったコメントをお願いします
  • • 不適切な表現や個人情報の投稿はお控えください
  • • スパムや宣伝目的の投稿は削除される場合があります
  • • コメントは即座に表示されます
  • • 通報機能やいいね機能をご活用ください

関連する怖い話