
親友と二人でサーフィン
日常系
0
0
0
解説なし
私はこの港町の治安を守る警察官だの秘密とは?
私はこの港町の治安を守る警察官だ。
今日は休日。
そこでガキの頃からの親友と
二人でサーフィンに行くことになっていた。
私の親友は私とは違いとてつもなく優秀で、
今では会社を2~3個経営し、
どこぞの有名モデルの奥さんまでもらったすごいヤツだ。
だが、家にサウナやらプールやらなんでもあるにもかかわらず、
「波と魚だけは俺の自由にならない。だから良いんだ。」
なんて言って、
休日のたびにこの街の海でサーフィンや釣りを楽しむ
変わり者でもあった。
私は車を運転できないため、
いつも親友に送ってもらうのだが、
どうやらコイツ、サーフィンのためにわざわざ新車を買ったらしい。
車内にはツンと来るほどの新車の匂いが満ち溢れていた。
そんなこんなでビーチに着く頃にはちょうど暗がりが消え、
まさに朝!といった頃合いになっていた。
私と親友はボードを片手に海へと駆け出して行った。
そして夢中になって波に挑み、
気がつけばあっという間に夕暮れ時を迎えていた。
体中が日焼けし、痛いのなんの!
けれども、実に楽しかった。
もちろん今日という日のシメは焼肉だ!
親友が運転で飲めない以上、
ジンジャーエールで乾杯というのがちょっとワビシイが・・・。
まぁ仕方ない。
そんなこんなで海を満喫した俺達は、
またの再会を約束して帰路に着いた。
~翌日~
昨日の今日で実に悲しい事故が起きてしまった。
親友の奥さんが自室のサウナで
熱中症で倒れて死んでしまったらしい・・・。
死亡推定時刻はお昼すぎくらいらしいので、
俺達がサーフィンを楽しんでいるその最中奥さんは死んでいたということだ。
青天の霹靂とはまさにこの事。
きっと、アイツも相当ショックを受けているに違いない。
俺が行っても気休めにしかならないだろうが、
行かないよりマシだ。
俺は早速部下に頼んで、
弔いのための花を買い揃えて来てもらった。
「親友と二人でサーフィン」の解説
💭 解説を読む前に、この怖い話について考えてみませんか?
🎭 この話の怖さレベルは?
💀が多いほど怖いレベル(1〜5段階)
🎭 他の怖い話も読んでみませんか?
同じカテゴリの背筋がゾッとする話をもっと読んで、あなたの恐怖体験を深めましょう...
怖い話をもっと読みたい方へおすすめ
コメント
コメント (0)
💭
まだコメントはありません
最初にコメントを書いてみませんか?
💡 コメント投稿時のお願い
- • 他の読者への思いやりを持ったコメントをお願いします
- • 不適切な表現や個人情報の投稿はお控えください
- • スパムや宣伝目的の投稿は削除される場合があります
- • コメントは即座に表示されます
- • 通報機能やいいね機能をご活用ください
コメントを投稿