
お宝鑑定
名作
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解説なし
一般人や有名人のお宝を鑑定するTV番組がある。
自信満々に高額予想を出すが結果は一転、二束三文にもならないと知った人のリアクションなど、テンプレ的なやり取りを楽しんでいた。
そんなある日のこと…
「あれ?この人…」
すぐ近くで個人の飲食店を経営している大将が意気揚々と登場した。
依頼品は掛け軸。
番組に掛け軸の鑑定依頼が来ることは多く、贋作で安いか本物でそこそこ値がつくか。
良くあるパターンで、その時は安物だろうなぁと思っていた。
結果はウン百万。
あわや一千万という結果となり、大将はとても嬉しそうに跳び跳ねていた。
大将も喜んでいるなぁ…と思い、今度食いに行ったら
「お宝だったんだから飯代まけてくれよぉ!」
だなんて軽口を叩いてやろうかと思っていた。
数日後、私の家に警察官が訪れた。
更に数日後、私は目が虚ろで痩せこけた大将の奥さんを見ることになる。
あの表情は一生忘れられそうにない
「お宝鑑定」の解説
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