上級

家族を消して

投稿日:

少女のところにお星さまが降り立ちました。

「なんでも一つ願いをかなえてあげよう」

お星さまはいいました。

少女は泣いていました。

「家族を消してちょうだい!あんな家族、まっぴらよ!」

次の日、少女が目を覚まして一階へおりると、いつものようにおかあさんと

おとうさんとおにいちゃんがいました。

少女は後悔しました。

その夜、再びお星さまは少女の目の前にあらわれました。

「気に入ってもらえたかな」

少女はいいました。

「昨日のおねがいをとりけしてちょうだい」

お星さまはいいました。

「一度かなえたおねがいはとりけせないよ」

少女は泣きました。

-上級

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

霊感

Aは否定してるが実は霊が見える事を俺は知っている。 この前一緒に駅前を歩いていたら、反対側の踏切の前に老婆を背負ってる男がいた。 じっと俺たちを見ている。 踏切を渡ろうとした時、Aがぽつりとこう言った …

夏休み

今日は父さんが帰ってくる日だ。 父さんは船乗りで家にあまりいないから、帰ってくるときはすごくうれしい。 にこにこ顔の父さんを久しぶりに見ると、僕も弟もつられてにこにこ笑ってしまう。 母さんもとても楽し …

宝石

ある所に、Aさんという女性がおりました。 Aさんはある日、鬱蒼とした森で、綺麗な宝石が売られていたのでつい、買ってしまいました。 ところが、その日からAさんは、具合が悪くなってしまいました。 何かがお …

かなしんでくれるかい?

一人の女の子がいた。 性格は明るく、小学校ではたくさんの友達に囲まれていた。 また、女の子は大のおじいちゃん子で、おじいちゃんも女の子の事を本当に可愛がった。 しかし、おじいちゃんは今は入院しており、 …

アパートの壁

この前大学に通うために地方へ行った友達から電話がかかってきた。 結構夜遅い時間だったけど、 久しぶりの電話だから寝るまでの時間大いに盛り上がった。 ただ、そいつの話で一つ気になる事があった。 隣に住ん …