初級

靴屋さんに手紙

投稿日:

ある日の夕暮れ、一人の少女が通りを歩いていると、杖をついた盲目の男が声をかけてきた。

「この手紙を靴屋さんに届けてくれませんか?」

少女は困っている人を助けたいという思いから快く引き受けた。

男との別れ際、何気なく振り返ってみると、盲目のはずの男が杖を使わずにシャキシャキと歩いている。

不審に思った少女は、靴屋には行かずに警察に手紙を届けた。

少女の話を聞き、手紙の内容を読んだ警察は、すぐに靴屋を家宅捜索した。

靴屋には大きな冷蔵庫があり、中から肉の塊が見つかった。

食糧難の時代に靴屋が肉の塊を保管していることなどあまり考えられないことだ。

警察の取調べに靴屋の夫婦は、肉の塊は誘拐した子供たちだと白状した。

少女に渡された手紙にはこう書かれていたという。

「今日の分は、これで最後」

-初級

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

写真

ジャダルって写真家がマジ大好きなんですよ俺。 二つ好きな作品のがあって一つは「井戸の女」っていうんだ。 これがねぇまた風情があるのよアフリカ人かなんかの女が井戸の前で笑ってる訳。 その笑顔がマジ可愛い …

だるまさんがころんだ

お風呂に入って頭を洗っている時、「だる まさんがころんだ」と口にしてはいけません。頭の中で考 えることも絶対にヤバイです。何故なら、前かがみで目を閉じて頭 を洗っている姿が「だるまさんがころんだ」で遊 …

no image

幽霊怖い

恐怖映像見てる途中、閉めていた襖がガタ、ガタと少し揺れたので 誰か帰ったのかと襖を開けたのだが、誰もいない。 俺は叫んだ。 「脅かすんじゃねえよもォォ!違う幽霊かとか思ってビビッちまっただろうがァァ! …

二十歳の誕生日

俺の二十歳の誕生日に、彼女がお祝いをしたいというので待ち合わせ場所に行った。 なぜかいつもと違う、静かな山道の入口付近が待ち合わせ場所だった。 確か、心霊スポットとしても有名な山道だったように思う。 …

そんなことで

某自殺サイトのオフ参加したんだけど、結構可愛い女の子とかいてびっくりした。 オフ会ではみんななんで自殺したいのかとか、不幸自慢大会みたいになってて 俺もたまたま隣に座った結構可愛い子に、「なんで自殺考 …