初級

靴屋さんに手紙

投稿日:

ある日の夕暮れ、一人の少女が通りを歩いていると、杖をついた盲目の男が声をかけてきた。

「この手紙を靴屋さんに届けてくれませんか?」

少女は困っている人を助けたいという思いから快く引き受けた。

男との別れ際、何気なく振り返ってみると、盲目のはずの男が杖を使わずにシャキシャキと歩いている。

不審に思った少女は、靴屋には行かずに警察に手紙を届けた。

少女の話を聞き、手紙の内容を読んだ警察は、すぐに靴屋を家宅捜索した。

靴屋には大きな冷蔵庫があり、中から肉の塊が見つかった。

食糧難の時代に靴屋が肉の塊を保管していることなどあまり考えられないことだ。

警察の取調べに靴屋の夫婦は、肉の塊は誘拐した子供たちだと白状した。

少女に渡された手紙にはこう書かれていたという。

「今日の分は、これで最後」

-初級

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

そんなことで

某自殺サイトのオフ参加したんだけど、結構可愛い女の子とかいてびっくりした。 オフ会ではみんななんで自殺したいのかとか、不幸自慢大会みたいになってて 俺もたまたま隣に座った結構可愛い子に、「なんで自殺考 …

赤ちゃんが・・・

前の車のリアに 「赤ちゃんが乗るはずでした」 ってステッカー いつも以上に車間距離をとった [amazonjs asin=”B00EXGT2VA” locale=” …

小さな男の子

だいぶ前に何かで読んだ、小学校に上がる前の小さな男の子の話です。 その子が通っていた幼稚園で乗り物をテーマに絵を描くことがあり、 子供達はそれぞれ船とか飛行機とか車とか絵を描きました。 だいたい小さい …

読者の手紙

昔、某月刊少女漫画誌の読者の手紙を紹介するコーナーに書いてあった話。 その月のお題は『お母さん』で、みんなお母さんありがとう的な内容だった。 その中で一際目立っていたソレ。 『むかし、お母さんが死ねば …

二組の客

千葉の房総にあるホテルに家族と親戚で行く事になった。 夏休みって事もあってホテルに着くとけっこうな数の車が止まってた。 そこまで大したホテルじゃないのに人気あるんだなって思って従業員に宿泊客数を聞いた …