初級

静かな時計

投稿日:

日曜日、新しい時計を買ったんだ。

秒針の音が鳴らない静かな時計、って奴で

家に帰って早速寝室に取り付けてみたらマジで静か。

これで寝る時も静かに寝られる!って上機嫌になって、

普段はあんま見ない時間帯だったけどテレビ付けたらサスペンスやってたからそれ見ていつもより遅めに寝たんだ。

で、

ふと目を覚ますと目の前に知らない男が。

しかも俺の顔じっと見つめてるんだ。

「誰だよ、お前」とか聞きたかったけど声も出ないし。これって金縛り?

ひたすら震えてたら、男が俺を見つめたまま喋った。

「お前、あと数十分で粉々になるぞ」

意識がいきなりはっきりして、起き上がるとまだ夜中だった。

息が乱れて目は開いてるし、時計の音はドラマみたくコチコチでっかく鳴ってるし…なんだよもう…

あーけど、

「なんだ、夢かよ。」

-初級

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

木箱に監禁

少年時代からとても仲がいい二人の若者がいた。 AとBと言うことにする 二人で会社を起こし、順風満帆だったが、AはBを裏切った。 多額の借金を背負わされ、苦しんでいた。 Aは結婚し、子供も産まれ幸せに過 …

思春期

父と母が別居したのは、私が中学に入る頃。 別居した父は、隣町にある小さめのマンションを借りて一人暮らしを始めた。 別居の理由はわからない。 父のマンションは中学から歩いて行ける距離だったので、私は週に …

心の底から望んでいる願い

「どんな願いでもかなえてやろう。ただしひとつだけ、な」 と魔神は言った。 ひとつだけ、か……。 富。 いや、名声。 いや、美女。 いや、絶対権力。 いや、不老不死。 いや、世界平和。 いや、究極の快楽 …

二階建ての空き家

少し前の話だ。 仲間内の罰ゲームみたいな感じで 俺は心霊スポットに行くことになった。 そこは二階建ての空き家で、 昔起きた殺人事件で住んでた女が殺されたらしい。 んでまぁ、ちょっと勇気だして行ってきた …

特に考えなし

特に考えなしに某政党に入れたら 選挙終了後にお礼の電話があった マジで怖かった・・・