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上級

暗証番号

学生時代に住んでいたアパートの鍵はテンキーだったんだが、夜中の3時頃に部屋で漫画を読んでいたら突然ドアノブをがちゃがちゃする音が聞こえた。ビビったけど鍵かけてるし大丈夫だと思っていたらピッピッと暗証番号を押す音が聞こえ血の気が引いた。その当...
中級

心霊写真

俺の誕生日に、ホームパーティを開いたわけ。その時、家の中で皆の写真をとってみたら、変なものが映っちゃったのよ。背後の押入れから見知らぬ真っ白い顔して真っ赤な目の女が顔を出して、こっち睨みつけてんの。これやべーじゃんってことで、霊能者に写真を...
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見覚えのない人間

終電が過ぎてしまって困っていた。「あぁ、どうしよう」そんなことを何度も呟いていた。ふと気づくと、目の前に黒いスーツを着た男が立っていた。その男は俺と目が合うと驚いた表情をして俺にこう言った。「お前さん、この前の・・・」俺は考えた。見覚えがな...
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カレンダーの謎

久しぶりに実家に帰ると、亡くなった母を思い出す。母は認知症だった。身の回りの世話をつきっきりでしていた父を困らせてばかりいた姿が目に浮かぶ。そして今は亡き母の書斎に入った時、私は初めて違和感を覚えた。母にプレゼントしたカレンダーが見つからな...
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彼女からの手紙

昨日彼女に浮気がばれた。夕方仕事から帰ると郵便受けに彼女からの手紙が入っていた。まじいをこっにくこんてはかろやて家らしきねで9にみなんだこの手紙はビンゴのように等間隔に書かれている。晩飯を食べながら考えているとインターホンが鳴った。こんな時...
中級

吊り橋

友人とキャンプに行ったんだ遊び疲れてブラブラ一人で歩いてると結構長い吊り橋が下は川で、落ちたらひとたまりも無い様な高さスリル感を味わいながら渡ってると、いきなり踏み板が外れ転落!幸い転落防止用のネットに引っかかり事なきをえた悲鳴に気付いた友...
上級

不思議な能力

ニューヨークの地下鉄を私はよく利用する。毎朝通勤の度に地下鉄構内で何やらぶつぶつ言ってる一人のホームレスの男がいた。男の近くの壁に寄り掛かり内容を盗み聞きした。目の前をおばさんが通る。すると男は「豚」と呟いた。私は思った。なんだただの悪口か...
上級

とある少女の願い

とある病室に一人の少女がいたその少女は、生まれつき病気をもっており、不治の病というこの不治の病のせいで少女は、ずっと病室で過ごしてきたのだそんな少女に一人のお星さまが現れたのだそして、お星さまはこう言った「あなたの願いを叶えてさしあげましょ...
中級

砂嵐

深夜、テレビの放送が終わると、砂嵐と呼ばれるザーッという放送になる。これは実話なんだが、あるとき地方テレビ局の中の人が、夜勤のとき砂嵐の時間帯に、暇だから見て楽しもうと思ったアダルトビデオを、うっかり公共の電波に流してしまったことがあった。...
初級

凶器

近ごろの警察はなにやってるんだろうね。血税でで食わせてもらってるくせに、ろくな働きしねぇんだからとんだ穀潰しだ。先週、職場の近くで殺人事件があったんだよ。若い女をアイスピックでめった刺し。しかも普通のアイスピックじゃない、業務用の三本歯のや...